産経国際書会

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「すりみがく」ことから・・・「研」

 今回は石をみがくことからできた文字「研」についてお話をします。

 「研」は旧字を「硏」と書き、「石」に「けん」(たいらでまっすぐなもの)を組み合わせて、「石をみがくこと」を表す形声けいせい文字となります。これにより、「研」は「知識や技術をみがく」という意味でも使われます。

 読みは、音読みでは「ケン」。訓読みでは「と(ぐ)」です。部首は「石」(いしへん)となります。語例としては、研究、研修、研磨けんまぐなどです。

 みなさんも、自分の感覚・感情を磨き、物事を極めるため努力をしまない人になってください。

(産経国際書会常務理事 山本晴城)