産経国際書会

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両手で門をひらくことを意味する「開」

 みなさん、お花見はされましたか?今回は前回に引き続き、「満開」の「開」についてお話をします。

 「開」は「門」と「开」による会意文字で、観音かんのんびらきの戸を表す象形「」と、両手を表す象形「」との組み合わせで、両手で門をひらくことを意味する「開・」という文字が成り立ちました。

 読みは音読みでは「カイ」。訓読みでは「ひら(く)・ひら(ける)・あ(ける)・はだ(ける)」です。部首は「門」(もんがまえ)となり、小学校3年生で学びます。

 4月になり新学年がスタートします。今年こそは、コロナで3年間できなかった事もできるようになると思います。一日一日を大切に、みんなで頑張っていきましょう!

(産経国際書会常務理事 山本晴城)