産経国際書会

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「毎」日の力を生む、かんざしをつけた母

 漢かん字じを一日いちにちごとに一ひとつずつ覚おぼえて、それを毎日まいにち続つづけていったら、いつか漢字博はか士せになれるね。上うえの文字もじは、「毎」の金文きんぶんで、もとは「每」と書かきました。下したの部ぶ分ぶんは乳ち房ぶさを二ふたつつけたお母かあさんの姿すがたです。「每」は頭あたまにかんざしを付けた()母の姿で、次々つぎつぎに子こ供どもを産うんで育そだてています。そこから、「每」は一つずつ増ふえることを表あらわすようになり、さらに、「そのたび毎ごと」という意味いみになりました。

 そういえば、広ひろく海うみのようにやさしいお母さんだから、夏なつに行いく「海●」の字にも使つかわれているよね。さあ、夏休やすみが近ちかくなってきたから、三日みっか坊ぼう主ずにならないよう、「毎日」ガンバロウ。

(書:産経国際書会副理事長 勝田晃拓)