日と火であつーい!「暑」
2020.8.16

暑い日が続いています。有意義に夏を過ごしていますか。今年はどこの学校も夏休みが短くなり、皆さんにとっても記憶に残る夏になるのではないでしょうか。
さて、今回は「暑」という文字です。音は「しょ」、訓は「あつ」いです。「日」の持つ意味と「者」とを組み合わせた文字です。日はもちろん太陽を表し、者は元の意味は火を燃やすことで、「
」の中の「火」が「灬」に変化して「煮」となって暑に通じています。
古代の人々は太陽の日、地上の火とは同じものと考えていたようです。上に日を置くか、下に火を置くかの差です。
太陽が照らすことにより「あつい」意味となりました。
(産経国際書会副理事長 髙橋照弘)
