産経国際書会

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文字や絵を書く道具「筆」

 今回は文字や絵を書いたりするのに必要な「筆」についてお話しをします。
 「筆」は「竹」の象形文字「」に「いつ」(筆を手に持つ形)の象形文字
」を組み合わせて生まれた会意文字となります。「筆」の起源は4000年前、今の中国で用いられています。

 読みは、音読みでは「ひつ」。訓読みでは「ふで」です。部首は「竹」(たけかんむり)となります。語例としては、筆力ひつりょく筆意ひつい硬筆こうひつ、鉛筆、万年筆、達筆たっぴつなどです。

いかがですか?想像もできないような昔に、皆さんも使っている「筆」の原形が誕生していたんですよ。ビックリですね!

 (産経国際書会常務理事 山本晴城)