2020年4月14日
第37回産経国際書展について
産経国際書会会員の皆様
産経新聞社代表取締役社長 飯塚浩彦
産経国際書会理事長 風岡五城
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、日本政府は7日に7都府県に対して緊急事態宣言を発令し、5月6日までの不要不急の外出自粛をはじめ、さまざまな感染拡大の措置を要請しました。この宣言を契機に感染拡大が一刻も早く収束し、落ち着いた社会に一日も早く戻るよう祈念をいたします。
さて、「第37回産経国際書展」は、5月7日が締め切り、5月25日から29日の5日間にわたる審査会を経て、7月27日から8月2日の7日間、東京都美術館で開催する予定です。 新型コロナウイルスの感染拡大と、会合、イベントの自粛がいつまで続くのか、現時点では予測がつきません。ある先生からは外出自粛を受けて教室を開けない、稽古が出来ないといった不安、またある先生からは通信で稽古を行っている、感染に十分気を付けて教室を再開した、といった声をいただきました。
産経国際書会、産経新聞社も悩んだ末ではありますが、展覧会を開催することによって社会を励ましたいという思いの下、現時点では開催に向けて準備を続けることといたしました。もちろん今後の状況によっては変更の可能性もあります。皆様には大変なご苦労をおかけしますが、できる範囲でのご協力をいただければ幸いです。
なお、審査会を予定通り行うときには新型コロナウイルス感染対策を徹底し、規模の縮小や審査方法の変更なども視野に入れて準備をすすめて参ります。
また、「2020産経ジュニア書道コンクール」につきましても同様に、実施を目指して準備をして参ります。
こんな時だからこそ、芸術「書」の力で社会を元気づけて参りたいと考えています。皆様にはご理解いただき、一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。
謹白
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