産経国際書会

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暖かな陽射しが育んだ「春」

春は別れのとき、そして出会いのとき。期待と不安が交差する季節でもあります。自然に目を向けると、野山のやまの草木くさきは新しい生命を輝かせています。

上の文字は「春」という漢字の金文きんぶんで、自然が営いとなむ姿を象かたどっています。「春」は、「艸」(くさ)+「屯」(チュン=草木の芽生え)+「日」(ひ=太陽)から成る形声けいせい文字(漢字の法則のひとつで、音おんと意味いみを組み合わせた文字)です。暖かな陽ひをいっぱいに浴びて若葉わかばが顔をのぞかせようとしている様子を表したのが「春」という漢字です。

(書:産経国際書会副理事長
日本書道専門学校校長 高橋照弘)