産経国際書会

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美しい「ひらがな」を書くためには

 今回こんかいは「漢字」と「ひらがな」の関係かんけいについて考かんがえてみましょう。
現在げんざい、日本にっぽんで使つかわれているひらがなは日本特有とくゆうの文字もじで、中国ちゅうごくから伝つたえられた漢字を元もとに作つくられています。元の漢字を知ることで、美うつくしく、正ただしいひらがなが書かけるようになります。

 例れいとして、「の」を見てみましょう。上の文字は「乃(の)」という漢字の草書体そうしょたいです。草書体は漢字の書体のひとつで、速はやく書くことができるように字画じかくの省略しょうりゃくが行おこなわれています。そして「ひらがな」は草書体をさらに簡略化かんりゃくかしたものです。

 下の文字はひらがなの「の」ですが、右みぎは漢字からの成なり立たちを知しっている人、左ひだりは知らない人の書いた文字です。どちらが美しい文字か、よくわかるでしょう。

(書:産経国際書会常務理事 永田龍石)