産経国際書会

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漢字の足し算「艸」+「早」は

 「草」(そう、くさ)という漢字かんじは2つの象形文字しょうけいもじから成り立っています。上の文字を見みてください。「艸」は並ならんで生はえた草の形かたちを、「早」は日ひ(太陽たいよう)と人ひとの頭あたまの形で、頭上ずじょうに太陽が昇のぼることをそれぞれ表あらわしています。

 このように2つ以上の漢字を組くみ合あわせて出来できた新しい漢字を形成けいせい文字といい、一方いっぽうは意味いみを、もう一方は読よみ方かたを表しています。「草」という漢字の場合、「艸」が意味を、「早」が読み方を表しています。

 「草」という漢字には、植物しょくぶつのクサのほか、①物事ものごとの始はじめ、始まり(例「草創そうそう」)②下書したがき(例「草案そうあん」)③粗末そまつ、おおざっぱ(例「草庵そうあん」)などの意味もあります。

(書:産経国際書会常務理事 永田龍石)