産経国際書会

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稲妻から生まれた今年の干支「申」

 みなさんは十二支じゅうにしを言いえますか。「子(ね)、丑(うし)、寅(とら)、卯(う)、辰(たつ)、巳(み)、午(うま)、未(ひつじ)、申(さる)、酉(とり)、戌(いぬ)、亥(い)」。古代こだい中国ちゅうごくでは12年ねんを一回ひとまわりとし、それぞれ漢字かんじを当あててきましたが、これを覚おぼえやすくするために動物どうぶつの名前なまえを当てはめました。

 上の文字は、今年ことしの干支えとである「申」の甲骨こうこつ文字もじです。稲光いなびかりを左右さゆうに並ならべ、稲妻いなずまの形かたちを表しています。稲妻は天上てんじょうの神かみさまが発はっするものと考かんがえられており、本来ほんらいの意味いみは、神さまの威光いこうを表す象徴しょうちょうでした。

 のちに「申」は「申もうす」という意味で使つかわれるようになったため、「申」に祭壇さいだんを表す「示」(しめすへん)をつけた「神」という漢字が使われるようになりました。