産経国際書会

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ひなどりから生まれた「習」

 きょうの漢字は「習」(シュウ)。上の文字は「習」の甲骨こうこつ文字もじで、「羽」と「曰」という2つの漢字から成なり立たっています。 「羽」は重かさなり合あう羽はねの形かたちを、「曰」は口くちの形を表あらわしており、「羽のように繰くり返かえし口にする」ことから「学まなぶぶ」「習ならう」の意味いみになりました。

 中国ちゅうごくの古ふるい漢字の書しょである「設文せつもん解字かいじ」でも、「習」という漢字について「しばしば飛とぶなり」とあり、ひなどりが巣立すだとうと羽を繰り返し動うごかしているさまだと言っています。「習」は学ぶことに前向まえむきで強つよい意志いしを持もった漢字なのです。

 「学習がくしゅう」「練習れんしゅう」「復習ふくしゅう」といった熟語じゅくごからも前向きな姿勢しせいが感じられますね。

(書:産経国際書会副理事長 髙橋照弘)