産経国際書会

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仮面をかぶって踊る…「夏」

 夏休なつやすみも終おわりに近ちか づいています。宿題しゅくだいは済すんでいますか?

 「夏」は「ひゃく」(首)、「」(両手)、「夊」(人ひとの足あし)からできています。もとの意味いみは、人が大おおきな仮面かめんをかぶって舞まっている姿すがたです。

 古ふるく九夏きゅうか・三さん夏という舞まいがありました。夏が踊おどりであったとは驚おどろきですね。中国ちゅうごくでは、夏を舞い、異民族いみんぞくに文明ぶんめいの華はなが咲さいていることを誇ほこり示しめし、自みずからを中夏ちゅうか(華)と称しょうするようになったのです。

 夏は、太陽たいようが火ひのように暑あついことから、火(か)の音おんの力ちからを借かりて、季節きせつの夏としたのです。

(産経国際書会副理事長、髙橋照弘)