産経国際書会

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川の水が土でふさがった形…「在」

 今回こんかいは「在ざい」という文字もじを取とり上あげます。金文きんぶんでは、「土つち」()の意味いみと「才さい」()の音おんからできています。「」は「」とも書かき、両側りょうがわのタテを取り払はらったもので、川かわの水みずが土でふさがった形かたちです。川が土でふさがり起おこる水害すいがいを意味しています。のちに「土」を添そえ、「」として、意味をいっそう明確めいかくにしました。

 「存そん在する」という意味で使用しようするのは、土砂どしゃのかたまりが動うごかないところから出でてきたのです。「居いる」「生存せいぞんする」の意味でも使つかいます。

(産経国際書会副理事長、髙橋照弘)