2019年1月20日
長い鼻の動物を表した象形...「象」

このように物や動物の形、姿から由来した文字を「象形文字」と言います。また、象は陸上の動物ではかなり大きいことから、「大きなかたち」「大きなしるし」を意味し、そこから「かたち」「しるし」を表すようになりました。
晴れ・雨など自然の大きなかたち・しるしを「気象」、現実のかたちになった出来事を「現象」と言いますね。また、象に「にんべん」を付け加えると「人に似せたかたち」を表す「像」になります。
(産経国際書会評議員、鈴木暁昇)

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