2020年7月19日
夜空にキラキラと光る「星」
もう過ぎましたが、7月といえば七夕。今回は「星」についてお話しします。星は、上の「日」の部分と下の「生」の部分に分解することで、意味や由来がはっきりします。
上部の「日」は、もとは「晶」という漢字が使われていました。「晶」は、「澄みきった星の光」を表す象形文字です。一方、下部の「生」は、「草・木が地上にはえた」ことを表す象形文字です。
地上に「はえる」ことで「生きる」ことになるので、「はえる」「いきる」という意味が生まれます。
「星」という漢字は「晶」と「生」が上下に組み合わさって、旧字体の「曐」と なり、さらに上部の「晶」が「日」に省略されたのです。
意味として、空に輝く星。重要な地位の人。
一日を精いっぱい生きようと心がける人は、大きなことを成し遂げ、大物になるに違いありません。
英語で、大物のことを「スター」といいますね。みなさんも、スターを目指してがんばりましょう!
(産経国際書会常務理事、山本晴城)
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