2022年5月 8日
戦争が生んだ文字「歴」

「歴」の旧字体は「歷」で、「厤」と「止」の会意兼形声文字です。「厤」は「厂」(崖のこと)の下に二本の「禾」を右向き「


また、出陣の時に行なう神への誓いや功績などの報告を「曰(器)」に入れて行い、それを「曆」といいました。「曆」が「こよみ」と言われるのは後年になってからのことです。
「歴」とはまさに、戦争が生んだ文字でした。
(産経国際書会常務理事 眞田朱燕)

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