産経国際書会

「産経国際書会」公式ホームページです。

妊娠してお腹の大きくなった女性…「身」

 今年ことし台風たいふう地震じしんなど天災てんさいおおい年です。天災が多いと、自分じぶんの「」をまもそなえが必要ひつようとなってきますね。今回こんかいは、「身」についてみていきます。

 「身」は、もともと妊娠にんしんしておなかおおきくなった女性じょせいあらわしていたとされています。うえ金文きんぶんると、妊娠した女性をよこから見たかたちなのがよくわかります。なかふくれた部分ぶぶんてんがあり、女性のお腹に胎児ていじがいることを表しています。

 そこから「みごもる」という意味いみふくみ、のちに「身体しんたい」「自身じしん」などの意味に使つかわれるようになったとされています。

 災害さいがいはいつこるかわかりません。防災ぼうさいグッズをそろえたり、避難経路ひなんけいろ確認かくにんしたりして、日常にちじょうから自分の「身」を守る準備じゅんびをしておきましょう。

(産経国際書会評議員、鈴木暁昇)