産経国際書会

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「友」は手と手をとり合って

 四月しがつは新入学しんにゅうがく、進学しんがくの季節きせつ。みなさん、新あたらしい友達ともだちがたくさんできたと思います。
そこで今回こんかいは「友」という漢字の成なり立たちについて考えてみましょう。

 上の文字もじは「友」という漢字の金文きんぶんです。手ての金文は「」で、五本の指を開ひらいた形かたちですが、右手(又=ゆう)は「」で何なにかをとろうと手を伸のばした形をしています。その右手を二ふたつ合あわせると「友」になります。手と手をとり合って助たすけ合う。それが「友」の意味いみです。このように二つ以上の文字を組くみ合わせて、新しい意味を表あらわす字は会意かいい文字といいます。
 友のように右手(又)から生まれた漢字には「及きゅう」「双そう」「反はん」があります。

(書:産経国際書会常務理事 眞田朱燕)