産経国際書会

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「仁」に込められた深い思い

カメの甲羅こうらや動物どうぶつの骨ほねに刻きざまれた甲骨文字こうこつもじは、現在確認げんざいかくにんできる最古さいこの漢字です。上の文字は「仁」(じん)という漢字の甲骨文字。左の「」(にんべん)は「人ひと」を表しています。「」と「二」(ふたつ)を合あわせた「仁」は、人と人が仲良なかよくすることから、相手あいてを思おもいやる気持きもちを表現ひょうげんした漢字なのです。
 「仁」は日本語にほんごでは「ひと」とも読よみます。二つのものをひとつとしてみるという意味いみが込められ、皇族方こうぞくがたのお名前に多おおく用いられています。天皇てんのうと国民こくみんは別々べつべつではなく、一心同体いっしんどうたいであるという思いが込められているようです。

(書:産経国際書会常務理事 永田龍石)