産経国際書会

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もとは木の枝で区切られた田んぼ 「国」

 いま使つかわれている「国くに」という字じは簡略化かんりゃくかされた文字もじで、旧字体きゅうじたいでは「國」と書かかれていました。

 「國」は、「或いき」と同じで、これは「」と「戈」で作られた文字です。「」は、「きょう」で、田たの境さかいです。「戈か」は「ほこ」ではなく、「弋よく」で、木きの枝えだのことです。つまり、田の四よ隅すみに枝を立て、所有者しょゆうしゃがいる土地とちであることを示しめしていたのです。土つちを加くわえ区切くぎられた地ち「域いき」とし、「囗」を加えて国(國)を表す文字としました。

 日に本ほんは四し方ほうを海うみに囲かこまれている島国しまぐにです。アメリカ大陸たいりく、ヨーロッパ大陸、アフリカ大陸など、地図ちずを広げて国境こっきょうを見みてみよう。

(書:産経国際書会副理事長 髙橋照弘)