産経国際書会

「産経国際書会」公式ホームページです。

いなずまは自然の力! 神様のこころだよ 「神」

 あっ! ピカッ、ゴロゴロ。かみなりです。夜よ空ぞらにいなずまが光ひかっています。漢かん字じでは「雷」と書かきますが、元もとは「神かみ鳴なり」の意味いみでした。昔むかしの人ひとは、神様かみさまが音おとをたてて怒おこっていると考かんがえたのです。

 上うえの字じは、「神」の金文きんぶんです。「神」の「申しん」は、いなずまの形かたちを指さして、「ネ」はもと、「示」と書き、神様を祭まつる祭さいだんのことだったんだよ。だから、「神」は、「ネ」(かみさま)と、音を表す「申」(いなずま)を合あわせた字で、いなずまのように自し然ぜんのふしぎな力ちからや、目めに見みえない心こころの働はたらきを指すようになったのです。

 そういえば、十月じゅうがつを「神かん無な月づき」ともいうんだよ。神様はどこかにお出でかけしているのかな?

(書:産経国際書会副理事長 勝田晃拓)