産経国際書会

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家の中で礼儀作法を学ぶ場…「学」

 4月がつは新入学しんにゅうがく、進級しんきゅうする時期じきです。少すこし不安ふあんを抱いだきながら夢ゆめに向むかって学校がっこうで友ともと仲良なかよく学まなび、遊あそんでいることでしょう。

 今日きょう取とり上あげるのは「学」という漢字かんじです。

 「学」の旧字体きゅうじたいは「學」です。「學」は、「爻こう」「」「冖べき」「子し」の4つから出来できています。初はじめは「」で、「メ」は神社じんじゃにみられる屋根やねの両端りょうはしにメ字じをした長ながい木材もくざい。「介かい」は家屋かおく。後になると、両手を指す「」が加わり(左の甲骨文参照)、最後に「子」が加わります。

 「学」とは、子供たちが、家いえの内うちで立たち居振いふる舞まいの礼儀作法れいぎさほうを学ぶ場ばのことで、つまり学校を意味いみしていたのです。

(産経国際書会副理事長、髙橋照弘)